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Situational Leadership Seminar 2012 (3)

で、結局、このリーダーシップ・セミナーで何を学んだか?ということですが、そんなに目新しいことはありません。至極当たり前のことです。ところがその当たり前のことがなかなかできないんですが…。

セミナー中、ずっと言われていたリーダーの基本は、

1)状況(Situation)
 与えられた状況を正確に理解しメンバーに伝える
2)目標(Mission)
 グループで何をしなければならないのか明確にする
3)組織(Organization)
 それをするためにどのような組織が必要かを決定
4)実行(Execution)
 事前に考えたうえで実行
 問題が発生すればその都度判断しながら解決まで実行し続ける

を時間内に(言い換えれば、できるだけ早く!)やりきると言うことです。

ところが、与えられた課題というのは、いろんなタイプの課題があるとはいえ、どれもトリッキーというか、普段考えたこともないような状況で、簡単に言えば答えが全く見当つかない状態です。すると、3)や4)の段階で以下のようなリーダーとしてふさわしくない行動を取ったり、望ましくない状況が生まれたりするんですね。

例えば…

3)組織のトラブル
-リーダーが実行部隊に入り込んでしまう→それはリーダーの仕事ではない!
-リーダーが些末なことを気にして前へ進めない→全体を見よ!
-人が余っている→仕事を割り振る。サブリーダーを指名し権限を委譲せよ!

4)実行時のトラブル
-そもそもどうすればいいけ見当がつかない→ブレーン・ストーミングをせよ!
-意見が出すぎて収拾不能→バラバラにしゃべらせない!最後はリーダーが明確に判断!
-行き当たりばったりに実行→リーダーがビジョンを共有させること!
-時間がない→タイム・マネジメントの任務をメンバーに割り振る!

魚尾獅のチームでも、個々の課題からいろんな失敗例が出てきました。障害物を乗り越えるだけでも、リーダーが先に行くべきか後に残るべきか。筏を作る際、リーダーがロープの縛りが弱いのではないかと不安になり、何度もやり直させているうちに時間がなくなった。パズルで実行段階に入っているのに、全体像がイメージできていなくてその都度考え直してしまう(実は私のこと)、全体を掌握できていない(これも私)、サブリーダーを指名して権限委譲したら、サブグループ同士の意思疎通がなく情報共有が出来ていない…等々。

自分で不思議だったのは、今まで管理職とかだったわけじゃないけど、公私問わずそれなりにリーダーというか、人に何かを指示するという状況は少なからずあったはず。今のこの状況を自分自身がこんなにうまくハンドリングできないのはなぜだろう?って。もちろん、このケースでは言葉の問題ももちろんあります。大きいです。でも、それだけじゃないのも確か。

思うに、今まで自分がリーダーシップを取ってきたと思っていたシーンは、結局、極端に未知の状況ではなかったんでしょうね、やっぱり。だからそんなに苦労なくハンドリングできてたんではないかと思います。

例えば、自分がリーダーでメンバーがいっぱいいて、でも自分がそのミッションについて一番詳しいからリーダーをやっているってシチュエーションは結構ありますよね。学校のクラブとかでも、上級生がリーダーを務めるとしたら、一般的に後輩よりは経験で勝っていることが多いですし。また、仕事でイベントを担当しても、イベントで動く人よりリーダーである自分の方が何でも知っていますしね。それだけでなく、自分もメンバーもみんな精通していて、苦労なく物事を解決していけるグループってのもありえます。

魚尾獅のこれまでのリーダーシップ経験というのは、つまりリーダーがよく知っていてメンバーが未知、もしくはリーダーもメンバーも既知という状況でリーダーの役割をこなしていたのではないかって思うに至りました。今回のように、トリッキーとか前触れなく与えられるとか、そういったものではなかったんですね。

このセミナーの課題は、一見確かにお遊びみたいな課題ですが、リーダーもメンバーも全く未知の状況で課題が与えられているわけです。こういう時のリーダーシップというのは、やることは同じでも、未知であるが故に既知のときには想定していないような失敗なりトラブルがどんどん発生する気がします。だからハンドリングが難しい。

書いてみると至極当たり前かもしれませんが、それを改めて身をもって体験できたというのが、私の今回のセミナーの収穫です。このような訓練でも難しいわけですから、地球上で起こっているあらゆる危機的事象へのリーダーの対処の難しさは比肩できるものではないでしょう。そういったことに対して、「予想できないから仕方ない」というリーダーになってはいけないし、それを結果論で非難するだけのメンバー(しかもリーダーになるつもりがない!)であってもいけないわけです。逆に、良きリーダーは良きメンバーでもあるわけで、今回のセミナーでもリーダーとメンバーを両方体験しながら、そのことを痛感しました。

未知の状況でのリーダーシップ。軍という非日常的な組織の中で、いろいろ考えさせられる貴重な(でも身体はあがっつり疲れる)正味2日間でした。

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Situational Leadership Seminar 2012 (2)

前回に続き、リーダーシップ・セミナーの話。

どんな感じで進んでいくのかというと、全参加者が10人~11人ずつのグループに分かれます。それぞれのグループには、インストラクターとして軍出身のスタッフ(大半は我々の同級生:軍から派遣されているMBA生)がつき、必要に応じ助言等もらいながら課題にチャレンジします。課題ごとにグループの1人がリーダーになり、インストラクターはリーダーに対し課題を説明します。リーダーは、残りのメンバーに課題を説明し、必要な指示や判断を行いながら、制限時間内にその課題を解決する、という流れです。終了後はインストラクターを中心にみんなで簡単な振り返りをします。ここはこうすべきだったとか、あれは良かったといったような議論をして、次の課題に移る、そんな感じです。

魚尾獅のグループは全11人。おそらく年齢は20代後半から30代半ばまで。国籍で言うと、フランス人2人、イタリア人、ベルギー人、ロシア人、メキシコ人、インド人2人、台湾人、シンガポール人、日本人の私、計11人。全MBA生が参加なので、パートタイムのMBA生も一緒です。みんなが揃って、というのはあまり機会がないので、良い機会だったなとは思います。

グループで解決する課題は全部で13個。メンバーは最大11人ですから、1人1回は必ずリーダーを務めるという仕組み。グループ課題以外に個人課題もあって、これははっきりいってリーダーシップとは何の関係もありません。単なる度胸試しといったところ。どっちの課題にも共通しているのは、非日常的な課題だということ。普段考えないような、体験しないようなシチュエーションがセットされるので、グループ課題だとリーダーがグループから最適なアウトプットを引きださなきゃいけないし、個人課題だと個々が思い切ってやりきらなきゃいけないってことなんですね。

課題全体に共通する前提として、大規模な地震が軍施設の近くで発生し相当数の死傷者が見込まれているってのが
あるのですが、ま、この課題解決にはそんなに関係ありません。それぞれの課題の中で考えれば済むことなので。

では、以下は課題の紹介。ネタバレにならない程度にあっさりと。

【グループ課題】
1.地割れが起きた先に取り残された負傷者を与えられた道具を駆使して担架で救出。
(ただ今検討中の図)


2.負傷者を乗せた担架を担いで、障害物をクリアしながら負傷者を運ぶ。
(これだけだと単なる障害物競走みたいに見えますが、担架は下ろせないし、障害物といっても、よじ登ったり飛び降りたり結構ハード)
3.登山中の遭難者の救出方法を検討。
(これは室内の課題。与えられた情報をもとに制限時間内にどのルートで救助するかを検討し報告。)
4.与えられた材料(ポリタンク・ロープ等)で池を渡る。
(筏を作って渡河。ってか河じゃないな池だから渡池?)
5.避難所の設営シミュレーション
(状況が刻々と変わるなか、避難所の設営及び必要物資の手配等のシミュレーション。防災の図上訓練みたいな感じ。これも室内で座学。)
6.与えられた材料(丸太・ロープ等)で川に架橋。
(これはおもしろいが結構大変だった。)
7~9.グループ全員で道具を使って障害物を乗り越える。
(障害物というか基本的には壁。ロープでよじ登ったり、他のメンバーを踏み台にしてジャンプしたり、結構大変。力のないメンバーは逆にロープを持たせて引き上げたりなど臨機応変な対応が必要。だいたい4~5mぐらいの高さか?)
10.森林内の負傷者を捜索し救助。
(まずは負傷者を発見。発見したら、状況確認し応急措置。その後担架を作って救出しつつ搬送用ヘリを呼ぶ、みたいな感じ。)
11~13.パズルのようなシミュレーション。長い木板を並べて地面に触れないように目的地へ到達する。
(例えば、ベンチと飛び石みたいなのが置いてあって木板を渡しながら11人全員を渡らせるなど。)

写真がないとよくわからないものが多いでしょうね。実際、私は写真を撮るヒマもなかったんですが、ネタばれのことを考えると、ないぐらいがちょうどいいのかもしれません。

【個人課題】
基本的に体力勝負か度胸勝負です。断崖絶壁を歩くとか、スライダーでものすごいスピード滑り降りるとか、ワイヤー上で匍匐前進するとか、ポールに飛びついて降りるとか、基本すべて下を見たらすくんでしまうような高所でのチャレンジです。もちろん安全用のロープ等で守られていますが、あくまで落下して命を落とす、みたいな事態は避けられるようになっていますが、普通のケガぐらいは負いかねない、なかなか過保護な日本では味わえない課題でした。魚尾獅も結構アザが出来ました。すねとか思いっきり強打したもんなぁ。

魚尾獅はこれが最初の課題でした。写真ではわかりませんが、下は断崖絶壁。高さは建物3~4階ぐらいでしょうか。高所恐怖症の人はちょっと辛かったみたい。私は高いところは大丈夫ですが、身体が大きくないうえに腕が短いので、両手でワイヤーを持つのがかなりキツかったです。女の子は途中で進めなくなって、インストラクターがワイヤーの幅を抑えて渡れるようにしてましたが。


性別、年齢、体格に関係なくみんながこなせるように配慮されている、なんてことは全くなく、状況を見ながら、インストラクターが救いの手をさしのべるという感じでしょうか。高所云々というよりは、その仕組み自体が結構スリリングな気がしないでもない…。

こんな課題から一体何を学べたのかってことはまた次回。

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Situational Leadership Seminar 2012 (1)

HEC ParisのMBAプログラムが誇る名物イベントの1つ、リーダーシップ・セミナー(Situational Leadership Seminar)に参加してきました。これはフランス陸軍の全面協力のもと、サン・シール陸軍士官学校(École Spéciale Militaire de Saint-Cyr)で行われる2泊3日のセミナーです。これはあくまで授業の一環であり、2単位が与えられるれっきとしたMBAプログラムの必修科目の1つなんです。

サン・シール陸軍士官学校は、ナポレオン・ボナパルトが設立した学校がルーツで、陸軍のエリートを養成する機関というイメージでしょうか。もし司馬遼太郎ファンの方だったら、「坂の上の雲」の主人公の1人、秋山好古(秋山兄弟の兄)がフランス留学で騎兵戦術を学んだのも、このサン・シール陸軍士官学校だって言えば、身近に感じられるかもしれませんね。

このセミナーは、リーダーシップと銘打っているだけのことはあって、残念ながら?軍事訓練ではありません(MBA生の中には、当然徴兵制度がある国から来ている学生もいるため、銃が扱えるクラスメイトもいます)。あくまで制約のあるなかでリーダーとしていかに行動するか、どうすべきか、どうすべきでないのかを実践を通じて学ぶという機会です。

いろいろ面白いこともあったので、詳細に書きたいこともあるのですが、本ブログはこれからHEC Parisを志望される方にも見ていただいているようなので、ネタバレしないようにトレーニングの詳細はほどほどに、その雰囲気を感じ取ってもらえればって思います。

まずは全体行程を簡単に。 
初日  15:00キャンパス集合。
15:30サン・シールに向かって出発。
19:00 高速道路のサービス・エリアで夕食。サンド
イッチとバナナが支給。バナナは皮がカチカ
チでむけないほど熟していない。たまらずKit
Katを購入し非常食に。
20:30サン・シール陸軍士官学校着。ブリーフィング
の後、制服と翌日のランチ(軍用非常食)を受
け取る。
21:30素直に休めばいいものを、学校のそばにある
バーまで飲みに行くことに。ベルギー・ビール、
Kwakの生がおいしかった!
24:00明日に備えて就寝。
2日目5:30起床
6:00朝食(パンとジュース)
7:00訓練開始(課題1~3)
12:00昼食(軍用非常食)。でも意外に味はマシ。
あくまで比較の対象がキャンパスの食堂な
ので、何でもおいしく感じるというのもある。
13:00訓練(課題4~6)。最後の訓練にかなり手こ
ずる。
20:00夕食。バーベキューと聞いていたので、どう
しても焼肉的なものをイメージしてしまうが、
実際は、まあケバブ(串焼きの肉)といった
ところ。
21:30止せばいいのに懲りずにバーへ。前日は
HEC生で溢れかえっていたが、この日は
ほとんどいない。だって翌朝4時起床。
3日目4:00本当に4時起床。
4:50海岸沿いの別の施設へ移動。朝食はバス
で取ることになっていたが、それよりも睡眠
ということで食べずに爆睡。赤ん坊のように
みんな寝てたらしい。
7:00訓練開始。通常の課題7~9のほか、個人
課題もあり。かなりフィジカル重視。
12:00昼食。すでに疲労困憊。結構おいしかったが、
そんなことどうでもいいやって状態。
13:00午後の訓練。課題10~13。この状況でさらに
走らせるか!と言いたくもなる。
17:00全訓練終了。ケガ人もなく無事終了…といい
たいところだが、やはり今年も負傷者が出た
模様。
18:30サン・シールに戻る。
20:30サン・シールを出発しキャンパスへ。
22:00夕食。サンドイッチ買って、ポテチ食らう。
1:00キャンパス帰還。

といったところ。

日頃の運動不足がたたって、フィジカル的には厳しかったですね。足もキツかったけど、両腕への負荷も高かったし、握力もどんどん落ちていった気がします。ま、疲れたの一言につきます。終わってみると、結構充実していた気がしないでもないけど、やっているときはもうこれぐらいで勘弁してよって結構思ってました。

これだけでは何のことかさっぱりわからないでしょうから、次回もう少し詳しくお話ししますね。
(ほとんどブログに上げられるような写真がないのが残念!)

セミナー修了の証、サン・シールのネーム入りナイフ!

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Term2の期末試験

期末試験のことをいろいろ話そうかと思っていたら、あっという間に終わってしまったので(単に余裕がなかっただけ)、授業自体の振り返りも兼ねて、今学期の試験について簡単にコメントしてみます。

1 管理会計
開講時は持ち込み可だと教官宣言したにも関わらず、突然持ち込み不可に。「その方が問題は簡単になるから、君たちのためになる。」というイマイチよくわからない言い訳でしたが、とりあえずそういうことになりました。試験時間2時間。簡単なケース2題とコンセプトを簡単に記述させる問いが4問。まぁ、こんなものかなという感じ。
ただし試験の環境は最悪で、既に試験明けのグランゼ・コールの学生が朝から踊り騒いでいる真横での試験。みんな条件は同じとはいえ、あまりに非常識。どうしても縦割りなので、こういうことが往々にして起きてしまう。さすがに締め切った状態だと外部の騒音は遮断されていたけど、試験が終わりに近づくにつれ、途中退室者が部屋を出るたびに大音量の音楽が流れてくることに…。何じゃこの仕打ち…。

2 組織行動論
前年度は試験なしでレポートのみだったこと、何となく授業もほんわかしていたこと、持ち込み可だったこと等々の理由で、結構みんなから軽く扱われていた科目。魚尾獅も例外ではなくフラッと試験会場へ行ってしまった感じ。
試験はケースをベースに4問ほど、ひたすら記述させる試験。あまりに真っ当な試験で準備していなかった大多数の不真面目学生は大きな挫折を味わうことに。これまた私も例外ではなかったです…。問いの内容は、成功した起業家をテーマに、モチベーションの設定、ネットワーキング、パワー(他人への影響力という意味で)の源泉等々を考察させるもの。
あまりにできなかったので、レポートで巻き返し必須となってしまいました…。

3 仏語
会話と筆記。まぁ、こんなもんでしょう。

4 企業金融
中間試験で25%が撃墜。しかし例年に比べれば成績は良いらしい。昨年は4割にF(不可)を食らわせたぐらいなので…。
業績のイマイチな企業(あれ何の企業だったっけ?いろんなケースと混ざってきて忘れた…)の財務諸表や株価の情報をもとに、財務分析、株式市場の分析、資本の調達の検証等々。3時間では処理しきれない作業量。後半は見直す余裕もなく突っ走るのみ。中間試験の貯金で逃げ切らせてください!と言いたい心境だが、最終成績の算出は中間試験が3分の1、期末試験が3分の2。むう。

5 企業戦略
企業のビジネス戦略を分析し、パワーポイントを作成し提出する試験。試験時間は延べ9時間!朝8時にお題が渡される。試験前の最後の授業で、教授は「みんながだいたいよく知っているというか関連のある業種の企業だから大丈夫」みたいなことを言っていたけど、今回のケースは、オンラインの婚活支援サイトを運営する企業(eHarmony)。全然身近じゃないんですけど。教授はどういう意図で我々と関係が深いって言っていたんだろう。未だ謎のまま。
13時に教室に入って17時にオンライン上で提出。とにかく疲れる試験だが、あまりの薄っぺらい分析に提出時に寒気がした…。普段はグループで作業して分析結果も提出しているが、自分1人で限られた時間でやるとここまでショボイのかとがっかり。自分はコンサルに向いていないのかも。

6 ビジネス経済学
中間試験はミクロ経済学。期末はマクロ経済学。マクロは公務員試験を勉強していたはるか昔は結構面白かったので楽しみにしていたが、授業は全くわからず…。当方の言葉のハンディもあるのだが、カナダ人クラスメイトも全くわからないと言っていたので、言葉の問題だけではないことは確か。財市場、貨幣市場の均衡等々、簡単なことしかやっていないはずなのにそれでもわからない。教官は計算よりもそれぞれ裏にあるストーリーを語ってほしいと言っていたが、我々はそんなレベルにあらず…。
ということで、授業が全くわからないとみんなが騒いだせいか、試験は簡単だった…。いい人だということはよくわかったが、生徒からの授業の質に関するフィードバックではきっとキビシイ回答が集中するのだろう。コロンビア人のナイス・ガイな教官だがちょっと学生としては辛かった…。

あとネゴシエーションはレポートのみ。

現時点では結果はわからないので、気にせず次のことを考えます…。とりあえず今からはパーティーです。

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管理会計

管理会計のプロジェクトの発表が無事終了しました。プロジェクトといっても、チームごとに好きな業界を選択して、管理会計の観点から分析して報告するというシンプルなものです。ただ管理会計自体が名前のとおり、コスト計算(内部管理経費の配分方法)、予算と実績の乖離分析、業績を測るための指標といった組織の内部管理のためのデータの扱い方を学ぶ科目ですので、各種分析を行うためには公表されていないような内部データがどうしても必要になります。その結果、多くのチームが、メンバーの誰かの出身企業や業界を選択していたようです。

魚尾獅のチームも同様に、アグレッシブなシンガポーリアン嬢が勤めていた石油サービス業界を取りあげることになりました。石油サービス業界というのは、シンプルに言うと、大手石油メジャーをサポートするため、油田の採掘のための調査等のサービスを提供する企業で、そのための必要な機器の製造・販売等も行っています。他の業界同様、グローバルなビジネス展開で競争が激化するなか、コストの構造を分析したうえで、それをもとに実際に行われた外部委託(いわゆるアウト/ソーシングってやつですね)がどのような効果をもたらしたか、というような趣旨の報告を行いました。

ここでわざわざこのプロジェクトを取りあげたのは、このプレゼンテーションが今までのところ一番完成度が高かったからですね。といっても、別に自分のプレゼンが上手くできたとかそういう意味ではなくて(魚尾獅のプレゼンはへたっぴの部類です。単純に言葉の問題ですが)、チームとしての全体の出来が非常に良かったからです。前学期のときのチームも含め、今まで何度も発表をやってきましたが、他のチームと比べて明らかによくできているなって自分のチームのことを思えたのは今回が初めてでした。プレゼンの核となるアイデアがはっきりしているうえに、個々のスライドで発されるメッセージが明快だったからだって思っています。この点はアグレッシブなシンガポーリアン女史のそのとおりアグレッシブなコミットメントのたまものかと。

彼女の並々ならぬコミット力が発揮されたのは発表直前の土日のことでした。彼女はケース・コンペに参加していた関係で、英国に行かねばならず発表前夜の日曜深夜までキャンパスに戻ってこられないという状況でした。ミーティングに参加できないので、メールでのやりとりが中心になるのですが、スライドの作成、修正、発表の内容等々、ロンドンへの移動中の車内やコンペの休憩時間など、細切れの時間を駆使して、驚くほど膨大な作業をこなしていました(残念ながらコンペそのものはあっさり敗退しちゃった模様ですが)。限られた時間で優先順位をつけて作業をこなすことはMBA生活のなかでも重要な(最重要な?)スキルの1つですが、この間のやりとりはホントにクオリティーの高いパフォーマンスでした。実はこのブログの記事も移動時間中に作成しているのですが、どうも集中できないですね(すごく眠いです、正直なところ。)。ブログですらこんな状況ですから、より精度の高さが求められる作業だとなおさらのこと。

もちろん、彼女に任せっきりで他のメンバーが遊んでいたわけではないですが、MBAのグループでのプレゼンとなると、とかく個々のメンバーの作業の成果品の寄せ集めで一貫性がないというかクリアでない発表が散見されるなかで、ある程度骨格を作ったうえで、みんなでフィードバックしながらプレゼンテーションの精度を高めていくという今回の取り組みは成功だったと思います。必修科目が終わり、次学期以降は新たなステージとなりますが、自分もそういう貢献のスタイルを追求しないといけないなって身の引き締まる思いでした。

彼女とは変な縁があって、MBAプログラムの始まる前の語学学校でも同じクラス。オリエンテーションのシミュレーションも同じチーム。前学期、今学期も同じクラスで今学期はチームまで同じ。MBAの仏語も同じクラス。4月に行くリーダーシップ・セミナー(軍隊でのリーダーシップ・トレーニング・プログラム)でも同じチームと、130人近くクラスメイトがいるのに怖いぐらい一緒になります。かなりアクも強いので軋轢を生む場面もないことはないんだけど、今回は彼女の強みが最大限活かされたのではないかなって思いますね。

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プロフィール

Merlion(魚尾獅)

Author:Merlion(魚尾獅)
SINCE APRIL 2010

第4部 アフリカの奇跡(2014年12月~)

第3部 フランス留学生活(2011年8月~2012年12月)

第2部 留学準備中(2010年10月~2011年7月)

第1部 "Business School"へ挑戦(2010年4月~2010年9月)

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