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今回のフランス生活、最後のコンサート&フットボール

今回のフランス生活で、旅行以外の趣味という点で時間もお金も注ぎ込んだということでは、コンサートとフットボールが双璧だったと思います。本ブログでも何度も登場しましたし、それ以上に聴きに行ったり見に行ったりしていました。ちょうどこの土日でコンサート2件とパリ・サンジェルマン(PSG)の年内ホーム最終戦を一気に堪能してきましたので、まとめてご報告。

コンサートは以前記事にした(こちら)、ロンドン交響楽団によるブラームスとシマノフスキの交響曲チクルスの後半として3番と4番が取りあげられました。初日は両交響曲第3番とハイドンの主題による変奏曲。オープニングからブラ3と重たい出だしでしたが、情感豊かで魅力的な演奏。前回の1番・2番より聴き応えがありました。ブラ3は元打楽器奏者としては、他の交響曲ほど楽しくないよねってつい思ってしまうのですが、色っぽい弦楽器と妙に権威のある?金管楽器群の響きで満足させてもらいました。ハイドン・ヴァリエーションの方は特に説得力もなく、さらっと終了。好きな曲なのでちょっと流された感が残念。

シマノフスキの両交響曲はちゃんと聴いたのは初めてですが、合唱付きの3番、実質ピアノ協奏曲の4番ともにきっちり聞き直したい作品。演奏をコメントできるほど曲を理解していないので(プログラム・ノートが仏語なのでどうしても理解できないのです)、しっかり解説を探して読んでみようと思います。

ブラ4。なぜか今回のフランス滞在中に何度も聴く機会があった曲。この曲の管楽器は他の彼の交響曲と比べてもソリスティックで本当に素敵です。出番の限られているトロンボーンに今回はなぜか惹かれました。2楽章の木管+ホルンも印象に残りました。この曲は聴くたびに何とも言えない寒々しさというか人生の悲哀を感じるのですが、帰国間近で感傷的になっていることもあり、結構心に響く演奏会でした。

そんな感傷を抱えたまま、スタジアムに移動。ある意味180度違う世界と言ってもいい、Parc des PrincesでPSGとオリンピック・リヨン(OL)の首位決戦を観戦。PSGは勝てば得失点差で久しぶりの首位返り咲きという重要な試合。結果は1-0でPSGの勝利。最終スコア以上にPSGが力で押し切ったゲーム展開でした。

この試合で興味深かったのは、OLが完全にPSG戦用と思われる戦術を採ってきたこと。OLは3バックを採用し中盤を厚くし、守備時にはほぼ5バックにしてサイドからの崩しを防ぐ作戦でした。普段OLの試合を見ているわけではないですが、知る限り、このようなフォーメーションは取っていないはず(おそらく定期的に3バックを採用しているのはボルドーぐらいだと思う)。前半はかなりこの作戦が的中し、PSGも崩しに苦労していたように見えました。それだけに前半終了間際にカウンターで先制点(というか決勝点)を取れたのはラッキー。電光石火のカウンター(T.シウバ→ズラタンだったかな)で最後は攻守で大活躍していたマテュイディのヘッドという珍しいゴール。中盤で効いていたとはいえ、まさかゴールを挙げるとは。日頃の頑張りに幸運の女神が微笑んだようなゴールでした。

後半に入ってもOLはギアが上がることはなく、ほとんど攻撃面では点を取るという意思よりは失点したくない意思の方が強かったようです。一方、PSGは両翼の中盤を中に入れてボックス型の4-4-2のような修正を施したので、そこそこ攻撃で良い場面は作っていました。このまま試合終了。CLのポルト戦のような激しい戦いというわけではないですが、勝利という目標は無事達成し、首位に返り咲きました。おかげさまで、魚尾獅のParc des Princesでの観戦歴は10試合以上になりますが、2シーズンを跨いで連勝中で引き分けすらありません。今シーズンもホームで既に2敗していますが、魚尾獅がスタジアムに行かなかった時に発生しているので、やはり自分はチームに必要な存在だと勝手に自称しています。

帰国後は、欧州のオケもフットボールもテレビやオンラインがソースとなり、ライブを味わえないのは本当に残念です。でもせっかくなので、日本に戻っても、日本のオケやJリーグをしっかり観戦して、この大切な趣味を継続していこうと思っています。
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theme : フランス
genre : 海外情報

初の日本代表戦と歴史的?勝利

ついに行ってきました。初の日本代表戦!先日、フランスはサン・ドニで行われたフランス対日本の国際親善試合を観戦してきました。これまではなぜか縁のなかった日本代表戦。ここフランスでついに観戦が実現しました。

試合結果についてはみなさんご存知のとおりです。圧倒的に押し込まれる展開ながら、終了間際のカウンターが炸裂、今野のドリブル、長友の爆走、香川が相手を引きつけたあと、長友の折り返しを再び香川と鮮やかな得点が決まり、まさかの0-1の勝利。チームとしての実力差はあるとはいえ、日本も実力を発揮したうえでの勝利。運が良かった面もあったとはいえ、奇跡というほどのことでもなく、トータル90分でちゃんと勝ちましたという全うな勝利だと感じました。

試合そのものはあらゆるメディアで語り尽くされているでしょうから、現地で見た人間としていくつか興味深かったことをコメントしてみます。

1 サン・ドニは安全か?

これを結構気にしている方は多いと思います。それが気になって行かなかったというフランス在住者も。どうしてもパリ近郊ではいろいろやんちゃなエリアということで名前を知られていますから。フットボールの試合という特殊な状況ですからなかなか難しいですが、魚尾獅は特に危険だとは思いませんでした。おそらく、このスタジアムの周辺は、新しく開発されたエリアでちょっとした商業地区になっています。旅行ガイドブック等で紹介されている聖堂のあるところより少し南の地域です。少なくとも、フットボールやラグビーの試合が行われている日は警備も厳戒ですし、試合のない日も立ち寄ったことがありますが、怪しい雰囲気等は全くありませんでした。

これが1998年ワールド・カップ決勝の地、Stade de Franceです。
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周辺はシネコンやスポーツ用品店・ホームセンター等、日本にもありそうな商業エリアかも。これは別の日なので、人の気配が全くないですが。試合前は賑やかで、あたりのカフェでみんなでビールを飲み、軽く景気付けをして乗り込みました。

2 15ユーロの娯楽

これで2時間楽しめるんだからオトクなものです。あたりのカフェのハンバーガーとポテトのセットの方がチケットより高かったぐらい…。アウェー席ですので決して試合は見やすくないです。今回は選手を見たいという友人も多いことから、ピッチに近めの席を取ったのですが、フットボールはやっぱり俯瞰して観戦したいもの。距離感が全くわからないのでちょっと苦労しました。その分、近いことで選手の迫力は相当なもの。

試合開始前。ちょうど国家斉唱の直前です。
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確かに見づらかったが、ゴール・パフォーマンスも目の前で見ることができました(ん、この写真撮った記憶がないな…友達のかも)。
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終了後のあいさつに来た選手たち。見づらいですが。後ろ姿は内田ですね。長友は拍手しています。
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3 スタジアムの様子など

やはりフランス語が苦手なのがねぇ。もっとフランス人サポーターと交流したかった。でもいろいろ面白いこともありました。

1)当日のレキップ紙
スタメン予想。
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フランス側は的中。さすがフランス紙と思ったら、どうも前日の会見で、デシャンが今日の練習のスタメン側がそのまま出場するだかなんだかコメントしたので、完全に公表していたみたいですね。

一方、日本側は少し違った結果に。もっともこのスタメン予想メンバーは結局全員出場していますし、特に、2列目の香川・清武・乾の元セレッソ・トリオは今後に期待を持たせるいい組み合わせだったと思います。この3人が揃ってからいい攻撃の形が作れるようになりましたし(ま、前半のフランスのプレスはスペイン対策+交代枠6名ってことで最初からガンガン来てたので、後半はだいぶ楽になったというのも確かなんですが)。

ちなみにレキップ紙で一番注目されていた日本選手は香川でした。

2)フランスのサポーター全般
ま、世間でよく言われるようにそんなに熱心なファンというより、気軽に遊びに来ているような雰囲気。PSG戦のサポーター・ユニフォーム着用率に比べると、ユニフォームを着ている地元サポーターの少なかったこと。下手したら、日本人サポーターの方がユニフォームを着ていたのではないかと思うほど(ま、それはないか)。

実際はPSGとかにいるようなちょっと過激なファンもいて、発煙筒は何回か着火されてました。PSGのゴール裏でも見られる通称「ポズナン・ダンス」をやっているグループも(ん、あれって得点が入ったときにするのでは?要は試合を見ていないってことです)。

そういった一部を除けば観客はお行儀もよく全く問題はないです。6万人ぐらいは入っていたと思いますが、キャパが8万なので空きが目立ちましたし、とにかく他のスタジアムで行われる普段のリーグ戦のような相手への嫌悪感、審判へのプレッシャーみたいなものは全く感じられません。

一見完全アウェーだが、雰囲気はおだやかなもの。
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3)日本側にいたフランス人その他の国からのサポーター
今回の驚きの1つ。日本側の席にも日本のユニフォームを着たフランス人らしき観客が多かったこと。これはいろいろなパターンがありそうです。

まず単純にフランス人ではなく日本人かもしれないということ。これは意外にあります。いわゆるハーフとかで、風貌は日本人っぽくなくてもパスポートは日本人という人もたまに見かけます。

あとフランス人ではないというパターン。ドルトムントから来た香川ファンのドイツ人とかも結構いました。

そして日本が好きなフランス人。日本代表のユニフォームを着ていることも多いですが、他にもいろんなユニフォームを見ました。京都パープルサンガ(住んでたのか?)、CSKAモスクワ(本田のネーム入り、ロシア語だから読めないが)、セルティック時代の中村俊輔等々。そして片言の日本語で叫ぶファンも多かった。興奮してくるともはや何語でしゃべっているか、判断がつかないファンも。

あと選手名のコールですが、みんなで声を揃えてとかではなく、活躍したときとか単発で叫ぶフランス人らしきサポーター達。私の周りで一番叫ばれていたのは、意外や意外、「カワシマー」でした。これも理由はよくわかりません。先ほどのドルトムント・ファンと同様に、ベルギーから来た川島ファンがいるのでしょうか。距離的にはいても全く不思議ではないですが。あとは「ホンダー」。故障で出る見込みはないのを知っているのかいないのか、本田のユニフォームを振り回している猛者もいました。

香川が出てこないのも意外でしたが、何より長友ってのも聞かなかった。知られてないのか、セリエが見られていないのか、たまたま偶然だったのか、わかりませんが。もっとも普通に試合を見ていたフットボール・ファンなら、この日の長友(特に後半)は凄まじかったので、ファンというか記憶に残った人も多いのではないかと。

4)日本人サポーター
いや多かったですね。こんなに日本人がいたのかってぐらい。観光客もいらっしゃるでしょうが、時期的にも在住者が大半でしょう。それも若い人が多かった。交換留学とかで日本の大学生とかもたくさんパリに来ているんでしょうね。あと我々、ビジネス・スクール関係者では、スペインのIESEやESADEからわざわざ参戦に来たMBA生同期の多かったこと。金曜日というのが良かったのでしょうね。

4 試合中の印象に残った選手

先ほど言ったように見えるものが限定されているので、いろいろ不自由ではあったのですが、とはいえ、前半は圧倒的にフランスに攻められ、後半は日本の得点シーンが見られたのでオイシイ場所だったのかもしれません。

【フランス】

ベンゼマ:リヨン時代からCLを中心に見ていましたが、無茶苦茶うまい!こんなにボールを取れない選手だったのですね。点は取られなかったとはいえ、ボックス内での落ち着き払ったプレイを見ていると、いつ入れられても不思議じゃないと思いました。後でも言いますが、日本の両センターバックは相当いい仕事をしていて、ピンチは多かったとはいえ決定的なピンチは作っていませんでした。でも、彼が持つと個人技でやられるのでは?と何回か思いました。

メネズ:PSGでよく見ているので驚きまではないですが、動きが多くて前半は脅威になっていましたね。こういう個人技のある選手はサイドそのものがやられていなくてもピンチになってしまうから厄介です。あとコーナーでいいボール蹴ってましたね。サコ、コシェルニー、ジルー(もだったかな)にチャンスを演出していました。

ジルー:好きな選手なのですが、あまり見せ場は作れなかったですね。彼の日でなかったのか?決定力不足という意味では彼が叩かれるのでしょうが、日本戦以外での今後の活躍に期待。昨シーズンのリーグ戦ではエエ選手やなぁって思ってずっと見てましたが。足まわりも上手だし。

ムサ・シソコ:自分の位置からは見づらかったけど、結構長い距離のボールも蹴ってましたね。特に右のドビュッシーへの。ミドルとか攻撃でも前へ出てくるし、こんなに何でもできる選手だったんですね。

マテュイディ:PSGファンとしては大好きな選手。攻撃にもよく絡むし前半の流動的な攻撃にもはまっていた感じが。結構ボックスに入ってこられて日本ファンとしては嫌なやつだとは正直思ってましたが。

ドビュッシー:前半長友が目立たなかったのも、こっちのサイドからガンガン来られたからか。最終ラインからも直接ボールが蹴り込まれたりしていたので、かなりこっちサイドからの崩しは練習していたのか。

ジャレ:我らがPSGのキャプテン。ただいいところは全くなかった。長友にやられまくり。今月に入ってからか、あまり良くない試合が増えているような。気のせいだと祈りたい。

ロリス:日本人泣かせの名前。クラスメイトに1年前から正しい発音教えてもらうが未だに向上せず。Llorisってなんと読みづらいことか。それはさておきミスが多かった。日本の長谷部のようなパターンか。前半ピンチがなかったから後半イマイチだったのか、ロンドンに移籍したのが原因なのか、その辺は不明。

【日本】

ハーフナー:web上ではかなり酷評されているみたいだが、残念ながらそのとおり。強豪相手に動きが少ないフォワードって厳しい。前田がファースト・チョイスか。昔から知っているけど、実はまだ若いよね。成長に期待。

香川:得点シーン直前のランは効果的だった。試合を通じていい仕事とはいえなかったけど、美味しいとこを持って行ったのは役者ということで。

:もっと長時間見たかった。

中村憲剛:仕事はできなかったが、ボールの出しどころがなかったから仕方ないのか?清武のサイドに出すしかなかったシーンが多かったような。俯瞰できる席ならもうちょっとわかったのだろうけど。

長谷部:ミスは確かに多かった。イエローは遠かったけど見えた限りはではやむなしか。1月に環境が変われば…。

今野:ピンチは多かったけど、決定的なピンチにならなかったのは彼のおかげか。あんなにドリブルしているところは初めてみたけど。

長友:鉄砲玉みたいだった。今さら言うまでもないけどスタミナとスピードはスゴイ。結構前に、エブラを生で見たときもビックリしたけど、それを上回るインパクト。尖った武器があるっていいね。

川島:すごく目立っていた。ミスも目立つのがキーパーの悲しいところか。相手コーナー・キックを増やすのにも一役買ってしまっていたが、セーブも多かったので良しということで。


印象に残った選手とかいいながら、大半の選手にエラそうにコメントしてしまった。どうせなら全員にコメントしようかと思いつつも、もういいかって気分になってきました。中途半端でスイマセン。ちなみにリベリは全く見えなかったです(残念)。

でも本当に楽しい夜でした。親善試合とはいえ公式の試合で初めてフランスに勝利した夜。留学生活を後で思い返したときにこの日のこともきっと思い出すんでしょうね。

theme : サッカー日本代表
genre : スポーツ

パリにCLが帰ってきた日

パリにCLが帰ってきました。前回は8年前の04-05シーズンです。あのイスタンブールの奇跡の年なんですけどね、リヴァプール・ファン的には。で、そのときPSGはグループ・ステージ最下位であっさりと終わったはずです…(そしてその時もFCポルトが同じグループにいたような…)。

PSG云々は別にして、私にとっても今日が実はCLの初観戦です。ここ10年ぐらいずっとCLを観たいなと思っていたのですが、念願かなってようやく観ることができました。本当にうれしかったです。CLに憧れを持っている方なら誰しもわかっていただけると思いますが、あの選手整列後のアンセムを聴いたときの感動といったら…。言葉にしがたいですね。

思わず動画を撮ったのですが、冷静に考えるとアップするほどのものでもないかと思い断念。これは選手入場直前のピッチの様子。


アンセムは本当に感動的ですが、普通にアンセムをiTuneとかで再生して聞いても、全く感動しないのがまた不思議。この曲はスタジアムと先週の映像と一緒に流れてこそ、の曲なのかもしれません。

もう試合なんてどうでもいいやってぐらい試合前で感動していた魚尾獅ですが、試合の方もディナモ・キエフ相手に4-1でしっかり勝ち点3を獲得。上々の滑り出しとなりました。最初30分は完全に押し気味で試合を進めていましたが、この間にPK1つ、コーナーから2点と、3点取れたので試合としては一気に落ち着いてしまった感じでした。まぁ、ある意味、幸運な試合でした。もちろん流れの中から得点ではないとはいえ、しっかり攻めて得たコーナーキックからの得点なので、悪いことはないと思います。

しかし、今日のポイントはやはり新加入T.シウバのPSGデビューでしょう。推定で4,000万ユーロ以上と言われる移籍金、そしてそれ以上に、世界最強の呼び声が高いセンターバックがついにスタメンで試合に出たわけですから、注目せざるを得ません。実際80分ほどプレイしましたが、非常に安定していました。そして初ゴールのおまけ付き。ピンチの場面が少なかったので、簡単に言い切れませんが、とにかく変なリスクは犯さないですし、繋げるときはきっちり味方の足下につなく(蹴り出すかなって思っていたらつないだって場面が数回あった)、取れるときはきれいなスライディングで取る、安全第一のときはちゃんとクリアする等々、判断の素晴らしいセンターバックですね。まぁ、自分自身の見る目自体が、世間の評判の影響をモロに受けているのを差し引いても、今日のデビュー戦は上々だと思います。あとパートナーのアレックスともちょくちょく話をしているのが客席からもわかりました。同じブラジル人同士、意思疎通もしやすそうですね。

試合自体は前半で点差がついたせいか、後半も超まったりモード。こうなると途中交代選手のアピールを観たかったのですが、ラベッシもまだ人に使われるのも、人を使うのもこれからで、怖さまでは感じられず。ネネともう1枚のカードは、T.シウバout、カマラinだったので、特にインパクトもないまま(守備の安定という意味ではむしろカードを切る前の方が良かったぐらいで)、またまた運良くカウンター+相手キーパーのミスで4点目が入りましたので、はいそれまでという感じでした。

試合を通して言えることは、やはり今日は運が良かった。最終的にこういうスコアになっても不思議じゃないけど、約30分で3-0というのは幸運だということ。だからこの結果だけであまり騒ぐべきではないでしょう。ただピンチが少なかったのも事実で、守備に関してDFラインだけでなく、中盤も良い守備だったと思います。元OMのタイウォ(ボールを触るたびにつんざくようなブーイングを受けてた)に一度、PSGの右サイド(ジャレの方のサイドですね)をブチ抜かれただけで、後はあまりやられた感じもなく、枠内シュートもたぶん2本だけ。クラニチャルにもほとんど仕事はさせなかったと思います。なので守備は良かったと考えていいと思います。やはり守備の安定最優先かもしれませんね。アウェーでもポイントを確実に稼ぐということからしても。

最後に、CLならではの写真を2枚ほど。

1つはスポンサーが決まっているので、周辺の広告が違っているということ。


あともう1つは、ちょっと写りは良くないですが、このゴール・ラインでたたずむ彼の存在です。動くこともなく楽そうですが、ちゃんと目で追うってのはどう考えても大変そうですね。
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残り2つのグループ・リーグの試合もしっかり観戦したいなって思っています。そしてぜひ決勝トーナメントへ!
(そのときはもうフランスには住んでいないけど…悲しすぎるが)

theme : 欧州サッカー全般
genre : スポーツ

PSG、12-13シーズンの本拠地初勝利!

ようやくフランスに戻ってきたので、遅ればせながら今シーズン初のフットボール観戦に行ってきました。我らがパリ・サンジェルマン(PSG)は、第5節にしてついに今シーズンのホーム初勝利(3試合目です)を見届けることができました。

ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、今夏の移籍市場で、PSGはカタール資本の力を存分に発揮し、主にイタリアからスーパー・スターを多数引き抜いてきました。移籍金に費やした額は約1億5000万ユーロ!とんでもない数字です。いまやPSGは世界でも屈指の嫌われるクラブとなったわけです。まぁ正直嫌われるのも分かる気がします。どこのクラブも多かれ少なかれ金の力で戦力アップを図っていますが、ここまで来るとね。T.シウバはともかくルーカスにも4000万ユーロという途方もない額を使っています(正確に言うと使う予定かな、加入は冬だから)。

そんなPSGが最初の3試合で3連続引き分けとなったとき、かなりの風当たりがあったと考えるのは当然のことですが(ざまあみろみたいな声の多かったこと)、内容も悪く、大型補強のチームにありがちな連携の悪さの目についたこと。敵地で初勝利を上げたリールとの第4節も内容が良かったとまでは思いませんでした(相手が相手だけに勝てたのはホント大きいけど)。

そんな中で迎えた代表戦の後の第5節。チャンピオンズ・リーグ(CL)の第1節を翌週の火曜日に控えている関係で金曜日のゲームに日程が変更されました。注目のスタメンはいつもどおり。T.シウバはどうやらCLデビューになりそうですね。

金曜日夜のゲームということで、本拠地、Parc des Princesの真下の自動車専用道路も渋滞が目立ちます。スタジアム周りも人でごった返しています。


とはいえ、さすがに平日夜ということで満員ではなく少し空席も見受けられました。公式には43,224人と観衆数が発表されています。


さて、今回は余裕をもってスタジアム入りしたので、メンバー紹介からちゃんと見ることができました。一番観客が沸いたのは、やはりズラタンでした。MCのコールに合わせて、「イブラヒモーーヴィッーーチ!!」って叫ぶ声のいかに凄まじいことか!ズラタンもサポーターには手を振って応えていましたし、よく見ていると試合中でも結構サポーターに応えたりしています。良い意味でスーパースターとしての自覚に則った行動なのかもしれません。

あと人気があったのは、キャプテンのクリストフ・ジャレ。アンチェロッティの信任が厚いですね。アンチェロッティ本人が言ってましたが、このチームに来るまで彼のことを知らなかったらしいです。でも、ちゃんとチームのこと、選手のことを理解したうえで彼をキャプテンにしたわけです。そのジャレに結果として、キャプテンの地位を奪われたママドゥ・サコー。彼もジャレに負けない声援を受けていました。生え抜きですし、まだまだ若いし、フランス代表でも成果を出せる選手だと個人的にも期待しています。

試合は2-0でPSGがトゥールーズを下しました。トゥールーズも準備万端という感じで崩すのは容易ではなかったですし、少なくとも正攻法で攻めてもチャンスはあまり作れていませんでした。メネズはいつものようにボールを簡単に取られるし、パストーレのパスは相手の網にいつも引っかかっていました。チアゴ・モッタもいつもよりはボールを失っているように感じました。

冒頭一番目立っていたのはズラタンでした。イタリア時代からCLを中心に試合は見ていたつもりでしたが、改めて凄まじいプレイヤーだと実感。最初のチャンスが、縦へチョンと蹴り出して、自分でDFをかわしてシュートまで持って行きましたが、スピードのある選手というイメージではないですが、ものすごい迫力と枠を外さないシュート技術は目の前で見てビビッてしまいました。とにかくエリア内ではフィニッシュでもパスでもいい仕事するし、昔からズラタンの好みのプレーだと思うのですが、かなり低い位置まで下がってきてボールをもらってさばく、ポストでボールを納めるなどなど、なんてプレーの幅が広いんだと(知ってたつもりだったけど)感嘆しまくりでした。あと決まりませんでしたが、アクロバティックなシュートもありました(ジャンプしながらヒールみたいな)。生で見るのは初めてでしたが、一気に引きつけられました…。

ズラタン、メネズ、パストーレが前線にいて、自由にポジションを変えるのですが(もちろんパストーレは低い位置だけど)、なかなか良いボールが出ません。中盤のマテュイディにパス・センスを求めるのは酷だし、モッタも捌き屋なので(しかも今日はミス多かったし)、待ち構えている相手を崩すのは本当に難しいことがよくわかりました。

先制点は、ヴェッラッティからパストーレ。オフサイド・ポジションにいたズラタンがプレーに関与せず、出てきたキーパーをかわすループをパストーレが決めました。さすが。ミスが多くてもここ一番で仕事しますね。パストーレは2点目の起点にもなりました。きれいなスルーパスをメネズに通して、ズラタンのゴールをお膳立て。

ヴェッラッティは、プレシーズンで見ていたときは良い選手だとは思いましたが、スタメンで使うのかな?って疑問に思っていました。実際、アンチェロッティはガンガン試合で使うつもりのようですね。守備ではまだサクッとかわされることもありますが、ボールのキープ力や浮き球やグラウンダーのパスをバンバン出すところは本当に見ていて面白いです。ミランの時のピルロのように周りに護衛(ガットゥーゾとかね)がつけばどんどん攻撃センスが活かせるんでしょうね。今日もマテュイディは十分護衛の役目は果たしていたと思います。ボール奪取もそうだけど、相手の攻撃を遅らせたりする場面では彼はとても利いていたと個人的には思います。

守備は2本のオン・ターゲットのシュートを浴びた場面以外は、特に問題なし。アレックスは2、3回ほど、ゲッというミスがありましたが、まぁ織り込み済みなんでしょう。サコーは超安定していました。

トゥルーズは、プラン通りにゲームを進めている印象でした。若いチームですが、ムサ・シソコは脅威でしたし、10番のタバヌもヴェッラッティをかわしてチャンスを作っていました。最初の30分は点が取れそうにないなぁという展開でした。

結局のところ、今日の試合では相手が整っている段階ではPSGとはいえ、簡単には崩せないということと、その中でパストーレの今季初得点、カウンターでズラタンの追加点を見ることができたのは本当に良かったです。

多くのパリジャン・パリジェンヌがハッピーな気分で帰路につきましたとさ。
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いよいよ次はチャンピオンズ・リーグです。とうとうパリにCLが帰ってきます!

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今週のPSG:第38節(最終節)

とうとう11/12シーズンのリーグ1も終了。ご存知の方も多いでしょうが、PSGは勝ち点差3の2位のままフィニッシュ。18年ぶりの優勝はなりませんでした。残念。優勝したモンペリエに拍手を送るしかありません。

最終節も前節と同様、公平性確保の観点から全試合同時キックオフ(21時)だったのですが、いろいろ波乱含みで、モンペリエもPSGも先制点を取られて最終的に逆転勝ちという内容でした。ただそれ以上に波乱といえば、試合の中断です。オセールと戦っていたモンペリエは一部のオセール・ファンがトイレットペーパーを投げ込んだり、発煙筒を放り込んだり、2度も長期中断(らしい)。魚尾獅は当然PSG戦を観戦し、終了後も選手の反応が微妙やなあと思ってたら、オセール対モンペリエ戦が思いっきり中断していたときでした。結局、同時刻にキックオフなのに、20分近く遅れて試合再開。このときは1-1の同点だったので、オセール点取ってくれないかなって見てましたが、再開後、あっという間にウタカのゴールが決まって、モンペリエ勝ち越し。この時点で魚尾獅も観念しました。

モンペリエはつい最近まで2部にいたチーム。それが昇格後、数年でフランスのチャンピオンになるわけですから、日本のJリーグではないですけど、レベルの差が小さいおもしろいリーグだってことでしょうね。他の欧州リーグに比べ、レベルが低いとよく言われますが、否定はしませんが十分楽しめると思っています。

PSGは首位のときに前監督コンブアレを解任し、今年1月からアンチェロッティを迎え入れたのですが、結果的に2位に終わったため、アンチPSGからは嘲笑する声もありますが、実際はよく戦ったと思います。むしろモンペリエが調子を落とさずにどころか、ペースを少し上げて走りきったことが驚きです。アンチェロッティになってからPSGはほとんど負けていないはずです(勝ち点のペースも変わっていない)。モンペリエは昨シーズン、シーズン終盤に急降下した経験を乗り越え、今年は成功したといってもいいでしょうね。

【モンペリエ vs PSG】
◎最終結果
モンペリエ822576+34
PSG7923105+34

◎今年1月以降の成績(第20節~第38節)
モンペリエ451432+18
PSG391162+20


ということで、興味は来シーズンに移ります。モンペリエはいろんな選手が他クラブからの引き抜きにあうでしょうし(ステップアップのためのリーグという位置づけであるがゆえに中心選手が毎年どんどん抜かれ、結果的にリーグ1を戦国時代にしてしまうのですが)、CLとリーグの両方を戦い抜くのは大変です。PSGはさらに補強を進めるとはいえ、CLもおそらく強敵ばかりのグループに入るでしょうし(UEFAのクラブ・ランキングは低いので)、大変なシーズンになるとは思います。

オーナーが変わってまだ1年経っていないので、じっくり来季に向けてチームを作っていってほしいなと思います。おそらく前線の選手を取ることは間違いないでしょうし(イグアイン・ラベッシなどウワサされてますが)、こういうフットボールをするためにこういう選手を取る!みたいなのが見えてくればいいなと思います。商業的な面だけで買いあさるってことはないと思いますが、そういう傾向もなきにしもあらずなので…。

魚尾獅にとっては、フランスに来て、自分の住んでいるところの近くにトップリーグでプレイしているフットボール・クラブがあるという環境が新鮮です。もちろん日本の地元のクラブも気になりますが、今JFL入りを目指しているところ。それはそれでもちろん応援しますが、残り少ないフランス生活。フットボールに密着した日々を来季も送りたいです(といってもシーズンの半分しか見られないんだよなぁ…)。

あ、しかも今年はEUROですから。フランス代表もちゃんと応援しないといけません!

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プロフィール

Merlion(魚尾獅)

Author:Merlion(魚尾獅)
SINCE APRIL 2010

第4部 アフリカの奇跡(2014年12月~)

第3部 フランス留学生活(2011年8月~2012年12月)

第2部 留学準備中(2010年10月~2011年7月)

第1部 "Business School"へ挑戦(2010年4月~2010年9月)

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