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久しぶりに本を読んでみた

私、魚尾獅は怠惰な人間でして、本を読むのが面倒なのです。留学前に授業に関係ありそうな本は目を通しましたが、社会人になって、新聞・雑誌はともかく本を読まなくなりました。むしろ人と会ったり、酒飲んだりして、いろいろな情報をアップデートしようとしていた人間でしたので。渡仏してMBAプログラムが始まるとなおさら。ケースはいっぱい読めますが、普通の本は全く…。

そんな状況だったのですが、ちょっと前に私の尊敬する某国連職員の方から国際協力分野で何冊か本をオススメいただきました。そのうち2冊をご紹介します。ちょうどその頃、日本の実家から送ってもらう書類があったので、アマゾンで注文して一緒にこっちへ送ってもらうことにしました。

先日ロンドンへ行く用事があったので、往復のユーロ・スターでサクッと読みました。

今バンコクでFAO(国際連合食糧農業機関)のアジア太平洋地域代表としてご活躍中の小沼さんの著書と、国を救う医師ってことで有名な國井さんの著書です。

めざせ、世界のフィールドを―国際公務員の仕事 (岩波ジュニア新書)めざせ、世界のフィールドを―国際公務員の仕事 (岩波ジュニア新書)
(1997/06/20)
小沼 廣幸

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国家救援医  私は破綻国家の医師になった国家救援医 私は破綻国家の医師になった
(2012/01/14)
國井 修

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小沼さんはブリーフィングをいただいたことがあるほか、ご自宅にもお邪魔したことがあります。ただその時は、あまりご自身のお話をされなかったので、どのようなキャリアを積まれていたか知らなかったのですが、協力隊を皮切りにフィールドでの経験が本当に豊富なんだなと実感。

正直、この年齢で岩波ジュニア新書を読むのもどうかと最初は思いましたが、キャリアの岐路にたっている魚尾獅としては良いタイミングで読めたなって思っています。

「国際公務員とか国際的な仕事というのは、ごく一部の選び抜かれた人びとの職業ではないのだ。」「私がいままでの人生の中で得た大きな教訓は、学ぶことであった。それは社会に出てから、生き残るために必要不可欠だった。」

実際にお目にかかった印象だと、小沼さんの語り口調は飄々としていて切羽詰まった感じとは無縁の方にお見受けしましたが、強い意思と信念を持ったパワフルな生き方で、かつ次世代への人間への熱いメッセージも込められています。実際に執筆されたのは15年以上も前ですが、この15年間で我々若い世代(自分が若いかどうかはビミョーだが)の状況とかもさらに変わっているんでしょうし、またお目にかかる機会を得て、お話ししてみたい方の1人です。

國井さんは名前だけは存じ上げていたのですが、まだお目にかかったことはありません。ただここまで世界各国の最前線で戦い続けている医師も珍しいのでは?と思うほど。「国際的な視野で見ると、私は結構『普通』の人の部類に属する。」とご自身のキャリアパスについておっしゃってますが、いやいやとても。こちらの本はスケールが大きくて、ちょこちょこ海外へ出て行っている私のような部類の人間でも理解できない(実感がわかない)ぐらいの経験談です。

ペルー大使公邸人質事件、ミャンマーのサイクロン、3/11の日本、ありとあらゆる最前線を経験されています。ちなみに今はソマリアにいらっしゃいます。

「飢饉は人災である。」天災ではあるが、政府・地方政府・地域・個人レベルで公的・私的な対応策や対処能力があれば飢饉は起こらない。対処能力を失わせる人的要因・構造的要因があるから飢饉が起こるということをおっしゃっています。

「今の状態だけを診断して絶望視してはいけない。必ず病状は快方に向かう、未来は開かれる。」この信念がないととても現場で働くことはできないでしょうね。外部者による応急措置がすべての問題を解決することは普通ないわけですし。おそらく國井さんのいらっしゃるソマリアは内戦で疲弊しており、子どもの死亡率も相当高い地域ですから、医師として(というか人間として)の信念がないとできない仕事です。最終的に問題解決できるのはソマリア人しかいないことを認識したうえで、黒子に徹していらっしゃるわけです。

このお二人に共通するのは、農業・畜産業なり医師という専門家であると同時に、そういった技術的な専門領域云々を超越したコミットを持って現場で仕事をされ成果を残されていることです。そして「俺たちに続け」とおっしゃっているわけではないですが(そんな上から目線ではない)、次の世代へのメッセージも込められています。

魚尾獅自身は直接の専門性があるわけでも技術があるわけでもないですが、国際協力の仕事や地域開発に関わってきた身として、また、さらに新たなフィールドを探している身として、自分なりの国づくり・地域づくりに貢献を目指すうえで、エールを送ってもらった気分になりました。

こういった分野にご関心のある方はぜひご一読を。
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theme : MBA
genre : 学校・教育

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プロフィール

Merlion(魚尾獅)

Author:Merlion(魚尾獅)
SINCE APRIL 2010

第4部 アフリカの奇跡(2014年12月~)

第3部 フランス留学生活(2011年8月~2012年12月)

第2部 留学準備中(2010年10月~2011年7月)

第1部 "Business School"へ挑戦(2010年4月~2010年9月)

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