05
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
   

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

16ヶ月間の寮生活

明日とうとう寮を出なければなりません。帰国に向けて何かと感傷的になる今日この頃ですが、この16ヶ月間のMBA生活を振り返ったときにキャンパスの寮(Expansielと呼ばれていますが)を抜きには語れないというほど重要な存在でした。勉強、パーティー、旅行や遊びの計画等々、すべてのことがここで行われてきたような気がします。

それだけに退去前は思いっきり感傷に浸りたいところではありましたが、実際は、部屋の明け渡しのための荷物出しや掃除等で最後までバタバタしていました。いろんなクラスメイトから最後の立ち会い時のチェックは厳しいと聞いていて、少しでも不備があれば当初支払ったデポジット(敷金)からいろいろ差し引かれてしまうということでしたので、よし日本人の意地?を見せてやろうということで、気合いを入れて準備しました。

その甲斐あってか、立ち会いの結果、「C’est perfect!(完璧!)」という言葉とともにデポジット900ユーロは無事全額戻ってくることになりました。めでたしめでたし。次回渡仏時(卒業式のときかな)のちょっとしたお買い物資金の足しになりそうです。

結論から言うと、寮からの指示どおりさえすればデポジットは普通に全額返ってくると思います。これまでかなりのクラスメイトから、デポジット返ってこないとか差し引かれる額が不透明だとか寮に対して訴訟を起こしてやる!とかいろんな不平を聞いてきたのですが、おそらく指示どおりのことをしていなかったり、そもそもきれいに部屋を使っていなかったり、借主側の問題もいろいろあるんじゃないの?なんて今は思っています(もっとも小生もまだデポジットを受け取ったわけじゃないので油断禁物ですが)。実際、自分の場合は、全く問題なくすべてのチェックをクリアできましたし、特に細かく見ている感じでもありませんでした。

確かに寮からの指示事項はいろいろと面倒です。シーツ等のリネン類は自分でクリーニングに出すこと(通常の衣類のクリーニングより時間がかかるため、退去日に間に合わないことがよくある)、毛布類やカーテンも自分で洗濯、電球の取り替え、その他室内清掃等々、確かに面倒くさかったです。寮内では通常電子マネーのようなカードで洗濯していたのですが、その洗濯機が故障したため、小銭がないと洗濯できないなんてトラブルも。些細なことと思うかもしれませんが、小銭しか受け付けずお釣りも出ない洗濯機で何度も洗濯するのは想像以上に大変です。しかも小銭を入れても認識せず戻っても来ないなんて罠も仕掛けられているので、全く油断なりません。小銭を作るためだけに車で外出させられるなど、引越前の忙しいときにいろいろ面倒な仕事を増やしてくれました。

そんな慌ただしい退去劇でしたが、やはり16ヶ月間を過ごしたこの愛すべき寮には思い出がたくさん!このブログをご覧になっている方で、HEC Parisへの進学を検討されている方は、ぜひこの寮生活を体験いただきたいと思います。もちろんパリに住むことへの憧れも理解できますが、とりあえず最初は寮に入り、資金等が許せば後から引っ越すことも可能ですし、寮生活を強くオススメします。

寮の最大のメリットは、やはりクラスメイトとの濃いつながりができること。寮内で定期的にパーティーも行われるし、みんなで誕生日を祝ったり、時には?勉強したり、MBA生活のベースをみんなで共有できるまたとないチャンスです。入学時期を超えたつながりという意味で友人の輪も広がります。これが最大の利点です。

金銭的にもメリットは大きいです。パリのアパートを借りるよりは経済的ですし、素晴らしいとは言えないものの、安い学校のカフェテリアを使えば食費も節約できます。その節約した分で旅行に行ったりすれば、MBA生活はより充実します。

時間のメリットも無視できません。忙しいコアの時期(1学期や2学期)はもちろん、落ち着いた選択科目の時期でも、朝8時からの授業も結構あるので、寮に住んでいると通学時間が数分程度なので時間的にも余裕があります(といっても朝起きるのはそれでも辛かった)。授業の合間でも自分の部屋に戻れるので、予習復習や仮眠など、時間の有効活用ができます。

ということで、Expansielでの寮生活は、人(友人)、金、時間といった点で、本当に有益な選択でした。これからのキャリアでひょっとしたらパリに住むチャンスはまたあるかもしれないけど、寮に住むチャンスなんてまずないですしね。今しかできないことを最優先にやるという観点でも寮生活はベストな選択だったと思っています。

もちろんデメリットもあります。キャンパス自体が不便なところに位置しているので、生活上の不便(特に買い物)はいろいろあります。ただキャンパスの向かいにスーパーマーケットができたのでそれまでに比べたら生活環境は劇的に改善しました。あと、配偶者や子どもと一緒に来られる場合、あまりに退屈なキャンパス周辺での生活は、家族の方にとって精神衛生上イマイチかもしれません。特にMBA生本人はそうでなくても忙しいので、家族へのフォローも不十分になりがち。寮には家族部屋もあるとはいえ、家族持ちには良い環境とは言いづらいです。車がないと厳しいでしょうね。

あと寮生活の満足度は部屋の場所や隣人たちとの関係にも左右されると思います。魚尾獅の場合は、2階で入口に近く、コインランドリーや自動販売機にも近いため非常に便利でした。パーティーの開かれる集会室みたいな部屋(通称Piano Bar)にも近かったのですが、部屋の向きが違うため、パーティー時の音楽の爆音に悩まされることもなく、好きなだけパーティーに参加して飲めなくなったら部屋に帰ってベッドへ倒れ込むという生活を送っていました。遮音性という点ではさほど良くない建物ですが、常識的な隣人に囲まれたおかげで苦労は全くありませんでした(この点はホント運です)。深夜に絶唱する人や夫婦ゲンカが絶えないなどいろいろな隣人たちがいるので。その点でも恵まれていました。

何はともあれまずは寮生活。他のビジネス・スクールや海外留学でも寮生活の機会があれば一度体験されたら良いと思います。素敵な思い出になること請け合いです。

部屋を退出する前に1枚。
IMG_2034.jpg

往生際悪く扉も撮影。
IMG_2035.jpg

そしてお世話になりまくった愛車(後輩に売却)に別れを…。
IMG_2036.jpg

思わず感傷的になってしまいます…。普通に涙が出そう…。
スポンサーサイト

theme : MBA
genre : 学校・教育

Secret

プロフィール

Merlion(魚尾獅)

Author:Merlion(魚尾獅)
SINCE APRIL 2010

第4部 アフリカの奇跡(2014年12月~)

第3部 フランス留学生活(2011年8月~2012年12月)

第2部 留学準備中(2010年10月~2011年7月)

第1部 "Business School"へ挑戦(2010年4月~2010年9月)

最新記事

カテゴリ

カレンダー

04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

月別アーカイブ

検索フォーム

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。